2008年11月7日金曜日

アフリカ系(黒人) ~ニュースの言葉がわからん~

6日(木)の朝日新聞・朝刊に「アフリカ系(黒人)の大統領を選んだ歴史的な選挙となった」とありました。7日の朝刊には、「無数のアフリカ系(黒人)有権者が、泣いた」とあります。すぐ後に「80年代に大統領選指名候補争いに出た黒人指導者、ジェシー・ジャクソン氏のほおにも涙が伝った」とあります。“アフリカ系(黒人)” と “黒人”の使い分けがわかりません。オバマ氏はアフリカ系(黒人)であるけれど、ジェシー・ジャクソン氏は、ミクロネシア系かアフリカ系かルーツは不明ながら「黒人」ということでしょうか?だとすると、「無数のアフリカ系(黒人)有権者が、泣いた」は、「アフリカ系の黒人有権者は泣いたけれど、アフリカ系以外の黒人有権者は泣いていなかった」という意味が込められているのでしょうか?
6日の朝日新聞夕刊には、F1で最年少王者になったルイス・ハミルトン選手の記事があります。「マッサ(ブラジル、フェラーリ)をかわして、シリーズ初の黒人王者にもなった」とあります。この場合もルーツは不明だけど、とにかく「初の黒人王者」を強調したいのでしょうか。
一方、神奈川新聞では、オバマ氏は「初の黒人大統領」であり、ハミルトン選手は「初の黒人チャンピオン」と記載されています。この方が、読んでいて引っかかりがありません。
“アフリカ系(黒人)”の場合、カッコにも引っかかります。カッコを外して、「アフリカ系黒人」ではだめなのでしょうか?
今度、朝日新聞に聞いていみよう。

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