11日の更新に対して 「竹中直人の弔辞は、クサすぎ」というコメントがありました。
ところで、何かの本で、作家の村松友視さんが語っていました。
“ある旅行で、モハメド・アリと一緒の機会があった。アリは常にイヤホンからロックを聴いて、体を揺らしてリズムを刻んでいた。パーキンソン病のために、体が自由にならないことを知り、これが、スーパースターの病との闘い方なのだと思った。・・・ ”
(しばらく前に読んだ本の記憶なので、正確な引用ではありません)
スーパースターにはスーパースターの、名優には名優の生き方があるのでしょう。
清志郎のロックに合わせて、竹中は踊っていた。それもまたよいのです。
2009年5月13日水曜日
2009年5月11日月曜日
竹中直人から忌野清志郎へ
“訃報を聞いて真っ先に思ったのは、どうしよう、ということだった。清志郎の生の声が聴けない世界で、私はいったいどうすればいいのだ。” 5月4日の読売新聞に作家の角田光代が寄せた記事の一部です。
清志郎の訃報を知った夜、ぼくも、同じような趣旨のメールをファン仲間の先輩に打ちました。
寂しい気持ちになってしまうので、何も書かないつもりだったのですが、竹中直人が読んだ弔辞をテレビで見てしまったので、一言。
ぼくは、清志郎と同じくらい竹中直人も好きです。そして竹中直人の弔辞を聴いて、もらいなきしそうになりました。
「おれは、忌野清志郎と友だちなんだぜって、世界中の人に自慢したいです。ずっとずっと自慢してていいですよね、清志郎さん」
なきじゃくり、鼻をかみ、最後は右手を腰にあて、左手を大きく振りながら「またね」と言ってお別れです。
心が伝わってくる、男泣きのかっこいい弔辞でした。
さて、誤解のないよう先に書きますが、この弔辞が竹中直人の演技であるはずはありません。
ただ、映画の一場面として、監督が俳優・竹中直人に指示したら、きっと完璧にこのシーンを演じきってしまうのだろうな、とぼくは感じました。映画の中でも、竹中直人が演じる人の悲しい気持ちを、観客に伝えられる俳優だと思います。
清志郎にしても竹中直人にしても、偉大な表現者というのは、人を魅了する力を遺憾なく発揮して人生を送るのだなと感じさせる弔辞でした。
(本日、敬称略)
清志郎の訃報を知った夜、ぼくも、同じような趣旨のメールをファン仲間の先輩に打ちました。
寂しい気持ちになってしまうので、何も書かないつもりだったのですが、竹中直人が読んだ弔辞をテレビで見てしまったので、一言。
ぼくは、清志郎と同じくらい竹中直人も好きです。そして竹中直人の弔辞を聴いて、もらいなきしそうになりました。
「おれは、忌野清志郎と友だちなんだぜって、世界中の人に自慢したいです。ずっとずっと自慢してていいですよね、清志郎さん」
なきじゃくり、鼻をかみ、最後は右手を腰にあて、左手を大きく振りながら「またね」と言ってお別れです。
心が伝わってくる、男泣きのかっこいい弔辞でした。
さて、誤解のないよう先に書きますが、この弔辞が竹中直人の演技であるはずはありません。
ただ、映画の一場面として、監督が俳優・竹中直人に指示したら、きっと完璧にこのシーンを演じきってしまうのだろうな、とぼくは感じました。映画の中でも、竹中直人が演じる人の悲しい気持ちを、観客に伝えられる俳優だと思います。
清志郎にしても竹中直人にしても、偉大な表現者というのは、人を魅了する力を遺憾なく発揮して人生を送るのだなと感じさせる弔辞でした。
(本日、敬称略)
2009年5月10日日曜日
「スポーツは国家戦略」なのか?
「○○は××なのか?」とタイトルにあれば、一般的には反語ですね。主張は 「いや、そうではない。なぜなら ~ 」となります。
読売新聞の記事(10日・朝刊)に、 “超党派のスポーツ議員連盟(会長・麻生首相)が検討している「スポーツ基本法(仮称)」の骨子案が明らかになった。(中略) スポーツ政策を国家戦略として位置づけ、国や自治体の責務や義務規定を記載する” とあります。
そして、“ 国際社会で日本の存在感を高める方策として、
1)トップアスリートの支援
2)国際大会の招致
3)スポーツビジネスの充実
4)スポーツ医科学の研究
など ” が盛り込まれているそうです。
上記のことを実現するために、税金が使われるべきなのでしょうか?
と、ここまで反語調で書きつつ、この件について、ぼくは賛成です。
公的資金をどこに投入すべきかについては、さまざまな意見があると思います。
ダムをつくったり、国民全員に定額を給付したり、高速道路の料金を1000円にしたり、介護保険制度を充実させたり、この他にもさまざまな公的資金ニーズがあります。立場によって優先順位のつけ方が違う のは当然です。
ぼくは、スポーツでメシを食おうとしている人間なので、積極的に賛成の立場になります。
しかしながら、この記事を読んだときに「?」の引っかかりを感じたのも事実でした。「国威を示す場面として、スポーツを利用する意図もあるのかな」という感覚です。
一方、お祭りで地域が盛り上がったり、参加してる人が楽しく過ごせたりするのが、ぼくは大好きです。オリンピックやスポーツの国際イベントも大きな祭りのひとつだと思っているので、金額の規模や使途にもよりますが、大会招致やアスリート支援に公的資金が使われても、基本的には賛成です。
というわけで、今回は反語ではなく同調の「?」でした。
読売新聞の記事(10日・朝刊)に、 “超党派のスポーツ議員連盟(会長・麻生首相)が検討している「スポーツ基本法(仮称)」の骨子案が明らかになった。(中略) スポーツ政策を国家戦略として位置づけ、国や自治体の責務や義務規定を記載する” とあります。
そして、“ 国際社会で日本の存在感を高める方策として、
1)トップアスリートの支援
2)国際大会の招致
3)スポーツビジネスの充実
4)スポーツ医科学の研究
など ” が盛り込まれているそうです。
上記のことを実現するために、税金が使われるべきなのでしょうか?
と、ここまで反語調で書きつつ、この件について、ぼくは賛成です。
公的資金をどこに投入すべきかについては、さまざまな意見があると思います。
ダムをつくったり、国民全員に定額を給付したり、高速道路の料金を1000円にしたり、介護保険制度を充実させたり、この他にもさまざまな公的資金ニーズがあります。立場によって優先順位のつけ方が違う のは当然です。
ぼくは、スポーツでメシを食おうとしている人間なので、積極的に賛成の立場になります。
しかしながら、この記事を読んだときに「?」の引っかかりを感じたのも事実でした。「国威を示す場面として、スポーツを利用する意図もあるのかな」という感覚です。
一方、お祭りで地域が盛り上がったり、参加してる人が楽しく過ごせたりするのが、ぼくは大好きです。オリンピックやスポーツの国際イベントも大きな祭りのひとつだと思っているので、金額の規模や使途にもよりますが、大会招致やアスリート支援に公的資金が使われても、基本的には賛成です。
というわけで、今回は反語ではなく同調の「?」でした。
2009年5月8日金曜日
「ママ」はハンデ?
日本陸連は、8月にベルリンで行われる世界選手権の男女マラソン代表に佐藤敦之選手と赤羽有紀子選手を発表しました。すでに発表されていた男女各4選手に加えて、5番目の代表が決定しました。読売新聞スポーツ面の見出しは「ママ 赤羽 世界陸上初代表」で、記事には“五輪・世界選手権を通じて、国内では初めての出産経験のある選手”とあります。
「驚き」や「感嘆」は、ニュースバリューのひとつの要素です。
「そいつはすごい!」と素直に思えたとき、人は、下から目線で畏敬の念を抱いたり、上から目線で「ほめて使わす」などと称賛の気持ちが湧いてきたりします。
たとえば「エベレストの最初の登頂に成功した」というのは、文句なしのビッグニュースで、自然に「すごい」という感情が生まれやすいものです。しかし、それ以降は、「○○ルートからの初登頂」とか、「軽装備での登頂成功」などスゴさに解説が必要になります。
スポーツ選手が「ママ」であることを強調される場合、「子供を産んで大変なのに頑張っている」という『スゴさ』が解説されています。サッカー選手の最年長ゴールやプロ野球選手の最年長勝利などが見出しになるのは、「体力的なピークを過ぎているのに」達成できた『スゴさ』が解説されています。
スポーツの場合、「若い男は強い」というのが解説いらずの前提のようです。
さて、出産前後の女性がスポーツをしたり、働くことにハンデがあるのは明らかです。だから産休とう制度がわるわけですね。ところが、解説の中味に「育児する女性がハンデを克服して頑張っている」ことが加わるとジェンダー・ギャップの問題になってきます。
「育児は女性だけが負担すべきものなのか?」
答えは ノー ですが、いまの社会構造を考えると、「イエス」と答える家庭の方が貯金は貯まりやすいのかもしれません。
ラドクリフ(イギリス)・トメスク(ルーマニア)・エゴロワ(ロシア)など、出産経験のあるマラソンの強豪選手はたくさんいます。
女子マラソンで欧米系の選手が活躍する背景には、社会の価値観が影響しているようです。
「驚き」や「感嘆」は、ニュースバリューのひとつの要素です。
「そいつはすごい!」と素直に思えたとき、人は、下から目線で畏敬の念を抱いたり、上から目線で「ほめて使わす」などと称賛の気持ちが湧いてきたりします。
たとえば「エベレストの最初の登頂に成功した」というのは、文句なしのビッグニュースで、自然に「すごい」という感情が生まれやすいものです。しかし、それ以降は、「○○ルートからの初登頂」とか、「軽装備での登頂成功」などスゴさに解説が必要になります。
スポーツ選手が「ママ」であることを強調される場合、「子供を産んで大変なのに頑張っている」という『スゴさ』が解説されています。サッカー選手の最年長ゴールやプロ野球選手の最年長勝利などが見出しになるのは、「体力的なピークを過ぎているのに」達成できた『スゴさ』が解説されています。
スポーツの場合、「若い男は強い」というのが解説いらずの前提のようです。
さて、出産前後の女性がスポーツをしたり、働くことにハンデがあるのは明らかです。だから産休とう制度がわるわけですね。ところが、解説の中味に「育児する女性がハンデを克服して頑張っている」ことが加わるとジェンダー・ギャップの問題になってきます。
「育児は女性だけが負担すべきものなのか?」
答えは ノー ですが、いまの社会構造を考えると、「イエス」と答える家庭の方が貯金は貯まりやすいのかもしれません。
ラドクリフ(イギリス)・トメスク(ルーマニア)・エゴロワ(ロシア)など、出産経験のあるマラソンの強豪選手はたくさんいます。
女子マラソンで欧米系の選手が活躍する背景には、社会の価値観が影響しているようです。
2009年5月6日水曜日
憲法を振り返る日
最近のゴールデンウィークには「昭和の日」と「みどりの日」があって、なんとなく昭和天皇が生まれた日のおかげで得した気分です。4日の「みどりの日」が祝日として一本立ちしてくれたせいでしょうか、今日は3日の憲法記念日の振替休日です。
というわけで、今日は憲法について振り返ってみたいと思います。
「百獣の王がラインなら、キング オブ 法律は憲法だ」
と、中学時代の先生が言ったかどうかは覚えていませんが、憲法9条を説明するときに、先生が「困った」と発言したのをよく覚えています。
憲法第9条の2項に
「前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。」とあります。
上の条文を読み上げたあとに、その先生は
「自衛隊は戦力じゃないのかと質問されると、それは困ってしまうんだな」と言いました。
正直いって、このとき「法律の中で一番重要な憲法に国が違反しているということは、法律っていい加減なものなんだな」 と思ってしまいました。
大学で法律を学びましたが、ぼくが遵法精神の大切さを理解したのは、社会人になって何年もたってからです。
若いときに法律を守ることの重要性を認められないのは、アウトロー的なものにあこがれる感情もありますが、ぼくの場合は子供のときに持ってしまった最初の印象に引きずられた部分があるようにも感じます。
あるとき友達に訊いてみると、「実は、おれもそう思っていた」という人がほとんどでした…
なんてことはなくて、職場や友人が集まる場で、憲法論議がされることはまずありません。
憲法を護ることにも重要な意味があると思いますが、子供が聞いても矛盾を感じるような部分は、改めるべきだと思っています。
というわけで、今日は憲法について振り返ってみたいと思います。
「百獣の王がラインなら、キング オブ 法律は憲法だ」
と、中学時代の先生が言ったかどうかは覚えていませんが、憲法9条を説明するときに、先生が「困った」と発言したのをよく覚えています。
憲法第9条の2項に
「前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。」とあります。
上の条文を読み上げたあとに、その先生は
「自衛隊は戦力じゃないのかと質問されると、それは困ってしまうんだな」と言いました。
正直いって、このとき「法律の中で一番重要な憲法に国が違反しているということは、法律っていい加減なものなんだな」 と思ってしまいました。
大学で法律を学びましたが、ぼくが遵法精神の大切さを理解したのは、社会人になって何年もたってからです。
若いときに法律を守ることの重要性を認められないのは、アウトロー的なものにあこがれる感情もありますが、ぼくの場合は子供のときに持ってしまった最初の印象に引きずられた部分があるようにも感じます。
あるとき友達に訊いてみると、「実は、おれもそう思っていた」という人がほとんどでした…
なんてことはなくて、職場や友人が集まる場で、憲法論議がされることはまずありません。
憲法を護ることにも重要な意味があると思いますが、子供が聞いても矛盾を感じるような部分は、改めるべきだと思っています。
2009年5月3日日曜日
やっぱり生で見たい
今日も、世界卓球選手権ネタです。横浜市民の務めです。福岡選手との対戦では応援していなかった石川佳純選手を、昨日はテレビでしっかり応援しました。16歳で8強入り、1日(金)に書いたシンデレラ・ストーリーに乗っています。しかし今日は、北京五輪金メダリストで世界ランク1位の張選手との対戦、苦戦しそうです。
ところで、石川選手の試合の後に、放送されたのは男子の吉田選手と韓国選手のゲームでした。テレビの放送時間は、あまり残っていません。生中継ではない吉田選手の試合が終了する頃には、放送時間も終わりに近づきそうです。昨日の試合で8強入りの可能性のあった男子選手は、吉田・水谷・松平の3選手でした。男子シングルスの選手が8強入りすれば、24ぶりの快挙となります。前日までの話題性では、10代の水谷選手と松平選手が26歳の吉田選手より上でした。それぞれの対戦相手のランキングをみると、二人の若手は 格上、吉田選手は格下の選手と試合が組まれています。
「ということは、水谷と松平は負けて、吉田だけが勝ったのか」
と思いながら観戦してしまいます。
「せっかく日本で試合をしているのだから、ライブで見せてくれ」と思うのですが、たぶん視聴率を最大にすることをスタッフが一生懸命計算しながら、編集しているのでしょう。
吉田選手は危なげなく8強入りを決めました。そしてすぐに、松平選手の生中継に切り替わりました。対戦相手は中国の馬琳選手で世界ランク2位の強敵ですが、2-2でファイナル・ゲームに入っていきます。
「おー、今やってる試合なら最初にこっちをみせてくれよ」と思いつつも、画面に集中します。松平選手は最終ゲームも4-1とポイントをリードし、大金星に近づきましたが、結局、逆転されてしまいました。しかし、熱い試合に会場も大きな拍手を送っていました。ぼくは、不必要に絶叫するアナウンサーに普段なら辟易してしまうのですが、この試合に限っては、納得です。
やっぱり、「生中継できるなら、最初からこの試合を放送すべきだ」とテレビ局に抗議したくなってしまいます。しかし、番組制作者側は、「吉田のベスト8入りを短時間にして、松平の試合を生中継するのはいいけど、いいところなしで負けそうになったら、お前らすぐにチャンネルを変えてしまうじゃないか」というのでしょうね。
ハイ たぶん、そうです。ゴメンナサイ。
ところで、石川選手の試合の後に、放送されたのは男子の吉田選手と韓国選手のゲームでした。テレビの放送時間は、あまり残っていません。生中継ではない吉田選手の試合が終了する頃には、放送時間も終わりに近づきそうです。昨日の試合で8強入りの可能性のあった男子選手は、吉田・水谷・松平の3選手でした。男子シングルスの選手が8強入りすれば、24ぶりの快挙となります。前日までの話題性では、10代の水谷選手と松平選手が26歳の吉田選手より上でした。それぞれの対戦相手のランキングをみると、二人の若手は 格上、吉田選手は格下の選手と試合が組まれています。
「ということは、水谷と松平は負けて、吉田だけが勝ったのか」
と思いながら観戦してしまいます。
「せっかく日本で試合をしているのだから、ライブで見せてくれ」と思うのですが、たぶん視聴率を最大にすることをスタッフが一生懸命計算しながら、編集しているのでしょう。
吉田選手は危なげなく8強入りを決めました。そしてすぐに、松平選手の生中継に切り替わりました。対戦相手は中国の馬琳選手で世界ランク2位の強敵ですが、2-2でファイナル・ゲームに入っていきます。
「おー、今やってる試合なら最初にこっちをみせてくれよ」と思いつつも、画面に集中します。松平選手は最終ゲームも4-1とポイントをリードし、大金星に近づきましたが、結局、逆転されてしまいました。しかし、熱い試合に会場も大きな拍手を送っていました。ぼくは、不必要に絶叫するアナウンサーに普段なら辟易してしまうのですが、この試合に限っては、納得です。
やっぱり、「生中継できるなら、最初からこの試合を放送すべきだ」とテレビ局に抗議したくなってしまいます。しかし、番組制作者側は、「吉田のベスト8入りを短時間にして、松平の試合を生中継するのはいいけど、いいところなしで負けそうになったら、お前らすぐにチャンネルを変えてしまうじゃないか」というのでしょうね。
ハイ たぶん、そうです。ゴメンナサイ。
2009年5月1日金曜日
求む! シンデレラ
横浜アリーナで、世界卓球選手権を観戦してきました。
男子では、水谷(29)・吉田(35)・松平(109)の3選手がベスト16入りしました。ちなみに、松平選手は、青森山田高校に通う18歳で、( )内の数字は、世界ランクです。会場は満員ではありませんが、日本人の試合が多いコートは応援席の近くに設置され、その付近はかなりの盛り上がりを見せていました。テレビ中継を意識して会場が設営され、観客もそこを中心に席を埋めていくので、結果的にテレビ映りは見栄えのするものに仕上がっているようです。
日本人の男子選手が16強入りするのは、12年ぶりのことだそうです。大会前に、注目されていた女子の福原選手や平野選手が早々に敗退してしまったのとは対照的な結果になりました。普段より声援が大きいことは、期待を背負う選手にはプレッシャーとなり、チャレンジャーにとっては背中を押してくれるものなのかもしれません。
ところで、この日のマスコミ的な注目の一戦は、福岡春菜選手(33) VS 石川佳純選手(105)だったようです。二人の対決が始まった瞬間に、カメラマンの数がグッと増えました。勝った方が、ベスト16に進出です。16歳の石川選手は、前日に世界ランク10位の香港選手を破っての3回戦進出であり、14歳のとき、世界選手権に初出場しています。従って、マスコミは「ポスト愛ちゃん」的な役割を石川選手に期待しているようです。コートの後ろにカメラマンがずらりと並ぶのですが、試合開始の時点では、福岡選手の背中・石川選手の顔、が写る位置取りです。第1ゲームが終わってコートチェンジすると、反対側に移動するカメラマンが少なからずいました。常に、石川選手の表情を狙うシフトです。タイムアウトでドリンクを飲むときには、ほとんどのカメラマンガ石川選手の方にレンズをむけて、シャッターをきりました。
こうなるとぼくは、俄然、福岡選手を応援したくなってしまいます。対戦カードを見た時は、「どちらかと言えば石川・・・かな」と思っていたのに、気持が変わってしまいました。たぶん、ひねくれた性格なんだと思います。昔はアンチ巨人で、貴乃花と曙なら、曙を応援していました。
でも、カメラマンの大移動を見る前まで「なんとなく石川」だったのは、16歳でランク105位の選手が、この大会で一気に駆け上がるシンデレラ・ストーリーを期待していたせいだと気づきました。
それが、ぼくの自然な気持ちで、そんな世の中の潜在ニーズにマスコミが応えようとしているのか、スターを作り上げたいマスコミに誘導されて生じた気持ちだったのか、もう少し時間がたたないと判断がつかないようです。
そのゲームは4-1で、石川選手が勝ちました。
もちろん、日本人選手の明日からの活躍に期待しています。
男子では、水谷(29)・吉田(35)・松平(109)の3選手がベスト16入りしました。ちなみに、松平選手は、青森山田高校に通う18歳で、( )内の数字は、世界ランクです。会場は満員ではありませんが、日本人の試合が多いコートは応援席の近くに設置され、その付近はかなりの盛り上がりを見せていました。テレビ中継を意識して会場が設営され、観客もそこを中心に席を埋めていくので、結果的にテレビ映りは見栄えのするものに仕上がっているようです。
日本人の男子選手が16強入りするのは、12年ぶりのことだそうです。大会前に、注目されていた女子の福原選手や平野選手が早々に敗退してしまったのとは対照的な結果になりました。普段より声援が大きいことは、期待を背負う選手にはプレッシャーとなり、チャレンジャーにとっては背中を押してくれるものなのかもしれません。
ところで、この日のマスコミ的な注目の一戦は、福岡春菜選手(33) VS 石川佳純選手(105)だったようです。二人の対決が始まった瞬間に、カメラマンの数がグッと増えました。勝った方が、ベスト16に進出です。16歳の石川選手は、前日に世界ランク10位の香港選手を破っての3回戦進出であり、14歳のとき、世界選手権に初出場しています。従って、マスコミは「ポスト愛ちゃん」的な役割を石川選手に期待しているようです。コートの後ろにカメラマンがずらりと並ぶのですが、試合開始の時点では、福岡選手の背中・石川選手の顔、が写る位置取りです。第1ゲームが終わってコートチェンジすると、反対側に移動するカメラマンが少なからずいました。常に、石川選手の表情を狙うシフトです。タイムアウトでドリンクを飲むときには、ほとんどのカメラマンガ石川選手の方にレンズをむけて、シャッターをきりました。
こうなるとぼくは、俄然、福岡選手を応援したくなってしまいます。対戦カードを見た時は、「どちらかと言えば石川・・・かな」と思っていたのに、気持が変わってしまいました。たぶん、ひねくれた性格なんだと思います。昔はアンチ巨人で、貴乃花と曙なら、曙を応援していました。
でも、カメラマンの大移動を見る前まで「なんとなく石川」だったのは、16歳でランク105位の選手が、この大会で一気に駆け上がるシンデレラ・ストーリーを期待していたせいだと気づきました。
それが、ぼくの自然な気持ちで、そんな世の中の潜在ニーズにマスコミが応えようとしているのか、スターを作り上げたいマスコミに誘導されて生じた気持ちだったのか、もう少し時間がたたないと判断がつかないようです。
そのゲームは4-1で、石川選手が勝ちました。
もちろん、日本人選手の明日からの活躍に期待しています。
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