2009年3月4日水曜日

お家芸

読売新聞のスポーツコーナーに、「お家芸」について書いてありました。体操ニッポンが「礼節」を世界に広めたことや、相手に感謝する気持ちが「礼」となって表れるのが柔道だと記載されています。
「礼」という言葉を使うと日本独特のもののように感じますが、どこの民族にも感謝や尊敬の気持ちはあります。それをお辞儀の形で表わし、「礼」と表現することが、日本や儒教思想の特徴なのかもしれません。
元気な挨拶やお礼の言葉を盲目的に強制するのは意味のないことですが、高校の部活動などを訪問すると、挨拶がきちんとできるところに強い部が多いのも事実です。スポーツに限らず、社会にでてからも挨拶ができている人ほど、仕事もしっかりこなします。
「今の若者に、挨拶することの意味と理由を、相手が納得できるように説明することは大人にとっても難しい」という若者論を読んだことがありますが、相手に対する感謝や尊敬の念を自然に伝えることが挨拶だと思います。感謝や尊敬できない人には挨拶をする必要がないのか?と質問する人には「そうですね」と答えておきましょう。
勝負の世界で結果を残している人に共通するのは、
・負けず嫌いであること
・よく考えること
・感謝の気持ちを持っていること
だと最近よく感じます。

0 件のコメント:

コメントを投稿