2009年3月25日水曜日

選手の起用法

WBCは日本の2連覇で幕を閉じました。
シビれるゲームでしたね。昨夜は、久しぶりにスポーツニュースをハシゴしました。

代表チームが称賛されることは当然であり、勝因もいろいろなところで語られているとおりだと思います。そんな中、原監督の選手起用法に唸りました。「うーん、すごい」とテレビに向かって独り言をいったのは、栗原選手の名前がスタメンにあるのを見たときです。33人から28人に代表候補メンバーを絞ったときに、原監督は「削る作業ではなく、33人から28人をピックアップした。日本に残っているメンバーもジャパンのメンバーである」と表現しました。栗原選手は、代表合宿が終了した夜も日本代表の一員という自覚をもってバットを振ったといわれています。
横浜の村田選手がケガをしたあと、原監督はすぐに栗原選手を緊急召集しました。そして、準決勝は代打、決勝戦はスタメンで起用しました。決勝戦ではチャンスに凡退し、韓国の投手が左から右に変わったところで、稲葉選手と交代になりました。栗原選手は結果を出せませんでしたが、いつか原ジャパンに貢献できるサムライになりたいと強く思ったことでしょう。
ジャイアンツの大砲主義的なFA補強は好きになれませんが、原監督の下で、亀井選手や坂本選手などのはえぬき選手が育つ理由がわかったような気がしました。

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