2009年3月13日金曜日

お決まりと変化の関係

いつもきまったパターンで生活できる人がいます。きまった時間に就寝して、いつもどおりに起床し、定刻の電車に乗る。余裕をもって職場につき、準備を整えていれば、ときどき起こる非常事態にも落ち着て対応できるというものです。
ある運送会社で、ほとんどトラブルを起こしたことがない運転手が、その秘訣を尋ねられると
「毎日、しっかり、朝メシを食って、クソとしょんべんをしてから、運転しているだけだ」と答えたそうです。ほかのドライバーにも同じことを徹底させると、事故の発生率が下がったそうです。

一方、いつもと少しだけ違う道を通って駅に行ったり、通勤ルートを少し変えてみるだけで、脳が刺激され、新しいアイディアが浮かんだり、困難な課題の解決のヒントがひらめいたりするそうです。ワンパターンだけで行動していると、脳は活性化しないようです。

どちらか一方が正しいのではないのだと思います。
仕事において、継続的にヒットを飛ばしている人は、型にはまったスタイルを持ちつつ、新しい方法や改善策を発見するための刺激を受ける状況を、自ら作り出しているのでしょう。

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