2009年3月6日金曜日

内部からの改革

“大相撲春場所の新弟子検査が行われ、応募したのは過去最低の41人にとどまった”という報道がありました。過去最高は160人で若貴人気のころだそです。近年の相撲協会の不祥事も、人気低迷につながっているのでしょう。
知人が運営するポータルサイト(http://www.shene.jp/)を見ていたら、柔道の山口香さんのブログがありました。今年になってから開設されたブログのようですが、「柔道を考える」というタイトルのもと、山口氏の考える柔道界の改革や、柔道の発展を願う気持ちがつづられています。山口氏は、現在でも全日本柔道連盟の女子強化委員を務めていますが、ブログでは柔道界の過去の内紛を歴史として振り返ったり、現在ある問題解決のための提案がされています。全柔連内部には、苦々しく思っている人もいるかもしれませんが、発信力のある人が自由な意思を表明できていることに、意義があると思います。相撲協会内部にも、活発な議論があるのかもしれませんが、なんとなく閉鎖的な印象を受けてしまいます。
自由闊達な議論を戦わすことができて、なおかつ一枚岩であることは難しいものですが、組織の発展には欠かせない要素でしょう。

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