2009年3月8日日曜日

パーティー券とは

政治資金規正法違反に関する事件と疑惑で、与野党が揺れています。

ノアの方舟に乗れる最後の一人を決めるのが政治家だったなら、毎年多額の献金をしているAさんと献金したことのないBさんでは、選ばれるのはAさんでしょう。政治献金する人のほとんどは、なにがしかの利益につながることを期待していると思います。従って、政治家への献金制度は廃止して、政治に必要なお金は政党助成金などの公金でまかなうべきです・・・・。というキレイゴトはおいといて。

パーティー券をたくさん購入してもらった議員が「法的には問題ないが、道義的に返却するのが妥当」と発言しています。ところが、購入してくれた政治団体が解散しているので、だれに返すべきかを法律のプロと相談しているそうです。
海外から運んだ裏金がパーテイー券購入の原資になっているようなので返してしまおうというのは分かる気もしますが、うーん、いろんな疑問が浮かんできます。
・たとえば、振り込め詐欺で作った金がパーティー券の購入原資だったら、犯人に返すのか?
・金の出所をいちいち詮索しないというなら、反社会的な人がパーティーにきても不審に思われないのか?
・パーティー会場で名刺交換したら、「西松建設」じゃなくて「政治問題研究会」の名刺だったのか?
・会話してるうちに、建設業界の人だと気づかないのか?

などなど、西松建設とダミー政治団体のつながりを知らなかったと強弁するには、献金よりもパーティー券の方が分が悪いようです。
どちらも真っ黒だとは思いますが。

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