2009年3月2日月曜日

世論調査

2月28日の朝日新聞に、内閣支持率が新聞社ごとに違う理由が書かれていました。昨年8月の福田内閣が改造した直後に調査した結果では、朝日新聞の24%に対し、読売新聞では41%と大きな違いがあった事を検証しています。大きな理由としては、次の二つだそうです。
1)朝日新聞は、支持・不支持・その他を、一度聞いたら終わり。読売新聞の場合は、「その他」と答えた人にもう一度質問をして、「どちらかと言えば、支持」と答えた人は支持とカウントする。
2)読売新聞は、「内閣改造した福田内閣を支持しますか?」と質問し、朝日新聞は前置きなしで、「福田内閣を支持しますか?」と質問する。

朝日の記事に、どちらが正しいとは書いてありません。個人的には1)の質問の仕方については朝日を、2)は読売を支持します。「朝日と毎日」 、 「 読売と日経」が似た質問の仕方をしているとありましたが、各社の論調を組立てるのに都合のよい数字を導く質問の仕方のような気がします。
そういえば、 野球特別大使に就任した王貞治氏が麻生首相を表敬訪問した翌日、読売新聞の一面には二人のツーショット写真が大きく載っていました。一方、朝日新聞では2面に小さく文字だけの記事として扱われています。ここにも論調の違いが表れているのでしょう。
「新聞の記事は偏っている」ことは当たり前だと思って、総理大臣にはいろんな新聞を読んでもらいたものです。

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