2009年2月14日土曜日

オバマ VS. 石原

朝日新聞・夕刊の一面に「素粒子」というコーナーがあります。2月14日の「素粒子」の一部をそのまま引用すると“シカゴの「顔」がオバマ米大統領なら、東京の「顔」は石原都知事。なんか勝負ついてるような感じもする夏季五輪招致。”とあります。
オバマ米大統領と石原都知事の人気を世界各地で調査したら、圧倒的な差がつくことは間違いありません。
以前このブログに理由を書いたのでここでは省略しますが、ぼくは2016年に東京で五輪を開催することに賛成です。それでも、新聞やその他のメディアが論戦を張り、最終的に東京へはオリンピックを招致するべきでないという意見が多数なら、招致すべきではないと思います。
ところで、今日の朝日新聞朝刊の一面トップの見出しは、「五輪本命 東京VS.シカゴ」とあり、マドリードやリオデジャネイロとともにそれぞれの都市のアピールポイントと弱点が記載されています。
シカゴのアピールポイントには「オバマ大統領の地元」と記載され、東京の弱点には「招致の顔が不在」との記述があります。
駅のスタンドで新聞を買う時、どの新聞を買おうか迷っている人にとって、見出しは重要な要素です。朝刊の見出しが、「シカゴの顔 オバマ VS.東京の顔 石原 ・ すでに勝負ありか」と書いてあれば売上部数や購買層に差がでたはずです。ひいきのチームが勝ちそうな時と負けそうなときでは新聞を買う意欲に差がでるものです。

新聞記事にいちいち目くじらをたてるのは、当事者かヒマ人のどちらかです。後者のぼくですが、「“信頼感が一番大切”なのは政治家ばかりではない」というのが今日の読後感想文でした。

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