2009年2月16日月曜日

青梅マラソンと応援の熱狂指数

コニカミノルタの黒崎拓克選手が、青梅マラソンで優勝しました。30kmを1時間32分50秒の好記録で快走しました。1kmを3分6秒で走るペースなので、同じスピードでフルマラソンを走れば、2時間10分35秒という計算になります。30kmからが本当の勝負といわれるフルマラソンですが、起伏の激しい難コースの青梅で、8月の世界陸上(ベルリン)代表に内定している入船選手(カネボウ)を抑えての優勝はみごとです。23歳の彼が実力アップすれば、初マラソンで2時間10分を切ることも不可能ではありません。ロンドン五輪へ向けて、期待の新星誕生です。
と、持ち上げるのは黒崎選手がぼくと同じ高校(栃木県立大田原高校)の出身だからです。2008年の正月、箱根駅伝を初めて沿道で応援したのですが、東洋大学の4年生として2区を走る黒崎選手は、さっ爽とした走りを見せてくれました。
個人としてはなんの関係もないのに「同じ高校」というだけで応援したくなるのは不思議なものですが、オリンピックで日本の選手やチームを応援するのと同じ気持ちでしょう。
同じ国、同じ県、同じ学校、同じクラス と同質性の輪が小さくなるほど、応援の熱狂指数が上がって行くような気がします。自分の子供がオリンピックに出るなんてことになれば、たとえリオデジャネイロで開催されることになっても、応援に行くでしょう。

“人はなぜ人を応援するんだろう?”というコピーのCMがありました。究極の同質性=自分自身のクローンだったりして、と考えたらなんだかいやになってしまいます。
応援しているつもりだけど、かわいいのは結局、自分?

そんなわたしで、ごめんね、ごめんね~ 。(U字工事も同窓でした)

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