2009年2月19日木曜日

最後の自己啓発

「夢をかなえるゾウ」という本を読みました。100万部を軽く超えるベストセラーです。
関西弁をしゃべるインドの神様「ガネーシャ」が、ごく普通の主人公「僕」に教えを説き、それを実践する主人公が成功していく物語です。
「ガネーシャ」と「僕」の掛け合いが軽妙で斬新なスタイルの自己啓発本ですが、内容はありきたりで、ちっとも目新しいことはありません。

なんちゃって・・・。偉そうに書きましたが、楽しく読んで、結構「やる気」になりました。
本の最後に、偉人伝や成功を収めるためのノウハウ本が参考文献としてたくさん挙げられています。本文の中にも、“自分の教えに新しいことはなく、あなたが既に持っている本に書かれているのと同じことを言っているだけだ”という趣旨のガネーシャの発言があります。

読んで、忘れて、また読んで。今度こそ実践あるのみです。

ある編集者が言っていました。「人間は飽きっぽくて忘れやすい。ダイエット本は永遠なり」
自己啓発もある意味永遠ですが、いつも新鮮では困ります。

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