2009年6月15日月曜日

韓国スポーツの強さ

朝日新聞(6/13夕刊)の記事に、“韓国が野球人気にわいている”とありました。観客動員数は過去最高を上回るペースだそうです。北京五輪で金メダルをとり、今年のワールド・ベースボール・クラッシック(WBC)でも準優勝したことで、自国のプロ野球のレベルの高さをファンが見直し、それが人気につながったようです。そして記事は、強さの背景に、韓国政府が認定する「スポーツエリート制度」があることを示しています。国際大会で好成績を残した選手には、国からの経済的な支援や兵役の免除などのメリットがあり、選抜育成されたエリートのモチベーションも高くなるようです。

韓国プロ野球のレベルの高さはWBCや北京オリンピックをみて感じましたが、その他のスポーツはどれくらい強いのでしょう?
北京オリンピックの結果をネットで調べてみると、金:13個 ・ 銀:10個 ・ 銅:8個のメダルを獲得したようです。日本は、金:9 ・ 銀:6 ・ 銅:11という結果でした。韓国の人口は約5千万人で、日本の人口(約1億3千万人)の半分以下です。この数字を使って遊んでみると次のような計算もできます。
もし韓国に1億3千万の人がいるとすると、あと2.6倍のメダル数を期待できるかもしれません。そうすると、金メダルの数は33.8個ということになります。

「宿敵韓国に負けるな!」と言いたいわけではありませんし、メダルを取ることだけが大切なのかという議論は別にあると思いますが、国が支援するエリート育成には、それなりの効果がありそうです。

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