2009年5月23日土曜日

ワールドスカッシュデー

昨日(22日)、社団法人の日本スカッシュ協会が開催した「ワールドスカッシュデー」に関連するイベントに参加してきました。2016年の夏季オリンピック競技入りを目指している世界スカッシュ連盟(WSF)は、5月23日を「ワールドスカッシュデー」に指定し、世界各国でイベントを行う予定だそうです。

都内で行われたスカッシュ体験イベントには、松本淳選手・清水孝典選手・松井千夏選手など男女の日本トップクラスの選手が参加し、新聞記者や一般参加の初心者に丁寧な指導をしていました。

「百聞は一見にしかず」と言いますが、「百見は一体験にしかず」でもあるようです。何度かテレビなどでスカッシュの競技を見たことがありましたが、スカッシュのハードさを初めて実感しました。WSFが発表する資料によると、1時間に1500kcalを消費する運動量だそうです。成年男子が1日に消費するカロリーは2200~2500kcalと言われているので、一日の消費量の60%~70%をたった一時間で消費してしまうことになります。

それになにより、オモシロイ ということがわかりました。やってみなければ分からない楽しさがあるのは、すべてのスポーツに共通する要素です。しかし、何を面白いと感じるかには個人差があります。スカッシュは立方体の壁のうち、天井以外の5面を使って行う競技です。前後左右から飛んでくるボールを、テニスと同じようにノーバウンドかワンバウンドで打ち返せなければ、相手にポイントが入ります。ビリヤードの球が立体的に交差する感覚で球筋を読み、それを狙った方向に打ち返して、相手の裏をかくのもスカッシュの醍醐味の一つのようです。
初体験のぼくは、バック・ウォールと呼ばれる後ろの壁まで利用することはできませんでしたが、トップ選手のエキシビジョン・マッチでは頭脳的なプレーのいくつかを垣間見ることができました。

というわけで、みなさんも是非スカッシュを体験してみてください。
IOCが2016年夏季オリンピックの競技種目を決定するのは今年の10月です。道端で外国人から「スカッシュしてますか?」と聞かれたら、「イエス」と答えましょう。
「セコムしてますよ」と答えてはいけません。

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