2009年1月19日月曜日

オリンピック招致の支持率

2016年のオリンピック開催地として東京・マドリード・シカゴ・リオデジャネイロの4都市が立候補しています。今年10月にデンマークのコペンハーゲンで開かれるIOCの総会で、開催都市が決定します。東京オリンピック招致委員会は、東京開催についての国内の支持率が、70.2%だったと公表しました。1月7日~9日に、調査会社のモニターとなっている全国の15歳から69歳までの男女3000人が回答し、①希望する(70.2%) ②希望しない(20.4%) ③どちらでもない(9.4%)という結果で、07年12月時点では、62%が賛成だったそうです。(1/16の朝日新聞より)
「7割も支持があるの?」と感じましたが、「調査会社のモニターとなっている3000人」が回答しているためかもしれません。オリンピックやスポーツに全く興味のない人は、モニターにはならないでしょう。そう考えると興味を持っている人の7割が賛成で、2割が反対と読むこともできます。

08年6月にIOCが実施した支持率調査によると、東京の支持率は59%で候補4都市の中では最下位です。IOCの調査方法は不明ですが、調査を拒否する人はどの都市にもいるはずですから、「無回答」の扱いは平等なのでしょう。IOC評価では、環境対策や安全対策など他の項目も含めた総合評価では東京が1位で、2位がマドリード、以下シカゴ、リオデジャネイロと続きます。東京への招致には支持率のアップも大きなカギとなるようです。

東京オリンピック招致委員会の人と話をしたことがありますが、「支持でも、不支持もで意見を持つ人が増えてほしい。無関心層の多いことが一番問題」とのことでした。
東京へのオリンピック招致に個人的には賛成です。
賛成するにも反対するにも、概要を知りたいと思う方は、下記のURLへ。
http://www.tokyo2016.or.jp/jp/

上記は招致委員会の公式サイトですが、招致に反対の個人や団体のサイトもたくさんあることを付記しておきます。

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